はじめましょ 内側から美人習慣

ようこそお越しくださいました。

てんまる商店おうちでよもぎ蒸し部です。
といっても、部員は私ひとり。

「よもぎ」「ハーブ」「温活」——この3つの言葉を聞くと、
私の中のオタク魂が、熱く騒ぎ出します。

よもぎ蒸しの魅力

韓国では、美容や産後ケアによいとされ、女性たちが古くから親しんできた「よもぎ蒸し」。

乾燥よもぎを煮出した蒸気で、骨盤まわりの臓器をじんわり温めてくれます。

お部屋で、自分の好きな時間に、好きなスタイルでできる——
これが何よりの魅力。


30分間、薬草の香りに包まれますが、不思議とお部屋に残り香はありません。
服や体に匂いがつくこともなし。

そして、よもぎ蒸しでかいた汗は、まるで天然の化粧水。シャワーで流す必要もありません。

効能は本当にいろいろありますが、わたしが一番感じるのは「血の巡りが良くなる」ということ。

年齢を重ねると、どんなに食事や運動をがんばっても、体の奥に「冷え」があると巡りは鈍ります。

特に腰やお尻、骨盤内の臓器、冷えていても静かに黙って24時間、働き続けてくれています。
そんな健気な臓器たちを、芯から温めてやさしくねぎらってくれるのが、「よもぎ蒸し」なんです。

優しくいたわって、ねぎらってくれたらカラダさんだってがんばってくれますよね!


さあ そろそろはじめましょう!

よもぎ蒸しで体の内側から美人習慣。

亡き父とよもぎの足湯

実は、2年前、父が他界しました。
遺してくれたのは、山奥の、そのまた山奥の土地。
それは7年放置された荒れ地。葛とセイタカアワダチソウが一面を覆い、畑だった面影はゼロ。


茂みをかき分けて奥まで進むと、ひょろひょろのよもぎを発見。
その香りを嗅いだ瞬間、介護していた頃の父との日々がよみがえりました。

高齢の父はベッドで過ごす時間が増え、そのせいか足は常に浮腫んでパンパン。
毎朝よもぎを煮出してゆっくり足湯をしてあげると、不思議と足はちいさくなり、部屋の中をそろりそろりと歩けるようになりました。


普段はケンカばかり仕掛ける父と、必死に抗戦する私。

でも足湯とマッサージの時だけは一時休戦。

部屋いっぱいに薬草の香りが広がり、その時間だけは穏やかで幸せな空気になりました。


父はあんことおかゆと足湯が好きで、

小豆を炊き、おかゆを炊き、よもぎを煎じる——

それが当時の私の日課でした。

「よもぎ蒸しセット」8万9千円

ある時、SNSで「今、話題のよもぎ蒸し」というコピーを目にしました。

あのよもぎの香りをもう一度感じたくなり、近くでサロンを探しましたが見つからず……。

「もしかして、自宅でできるかも?」と調べに調べて、思い切って「黄土よもぎ蒸しセット」を購入。

お値段、8万9千円。

かなり大きな出費です。


でも、結果それは大満足の“健康投資”となりました。

当時のわたしは慢性的に不調でした。
首こり、めまい、頭の重さ、全身のだるさ……。

特に突発性のめまいは、起き上がることすらできず、救急搬送されたことも。


けれど、毎日よもぎ蒸しを続けるうちに、体調はみるみる回復。
顔色までワントーン明るくなりました。

そして、ぐっすり眠れるようになったせいか、悪い夢を見なくなりました。

——これって素敵!これって人生のボーナスじゃない!?

よもぎ蒸し難民、発生

体調がよくなり、ウキウキの毎日。

嬉しくなって友人にもすすめました。

ところが「ネットで買えばいいよ」と軽く言ってしまったのが大間違い。

友人たちは次々と「安価な」よもぎ蒸しセットを購入し
届くなり、次々悲鳴!


「電気鍋が壊れてる」
「よもぎの香りが全くしない」

「よもぎかどうかあやしい」
「マントが薄くて温まらない」

「マントから手が出せなくて不便」

「マントが洗濯不可だった」
「インナーがない」

「イスカバーがない」

「イスが座りにくい」・・・・

こうして、無責任にネット購入をすすめた結果

【よもぎ蒸し難民】を生んでしまったのです。

難民救済プロジェクト、始動

これはたいへん!と、オタク心に火がつきました。

こうなったら、誰もが毎日でも使いたい

“理想のよもぎ蒸しセット”を作ってしまおうと。


まずは、吸水力があるやわらかいガーゼ生地のインナーと
保温力があり、洗濯機で丸洗いできるマント、洗えるイスカバーを作成。
国産ステンレス製の電気鍋。
天日干しした天然よもぎと、自家製ハーブの贅沢パック。
そして、森の香り「能登ヒバ」で作った専用イス。

全部、いちから手作りしました。


こうして生まれたのが

【お家でよもぎ蒸し6点セット】です。

能登ヒバイスで贅沢な時間

今回のセットで、出会ったときから心をつかまれたのが「能登ヒバのイス」です。


能登ヒバは、防菌・防カビ効果と爽やかな香りが魅力の、よもぎ蒸しイスに最適な木材です。

能登半島地震の復興に力を注ぐ地元の大工さんが、ひとつひとつ丁寧に仕上げてくださいました。


手に触れた瞬間、その温もりと香りに感動してこの名前にしました。

よもぎ蒸しの習慣はあなたの暮らしに、癒しとぬくもりを届けます。

よもぎとハーブに包まれる心地よさ、そして木の温もりが、今日からあなたの新しい日常になりますように。